明石市の漢方薬・薬草・健康食品取り扱い薬局 漢方薬局の末広薬局です。 【末広薬局】
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インフルエンザは漢方で予防!
中国では板藍根(ばんらんこん)にはウイルスを抑制する作用があると考えられており、治療や予防に用いられています。
板藍根は、これまでにもインフルエンザなどのウイルスに対しても効果を発揮してきました。インフルエンザが流行すると、中国の学校では、板藍根の煎じ液を生徒の咽喉にスプレーし、病気が広がるのを防ぎます。
実は日本でも、数年前にインフルエンザが流行した時、話題になったことがありました。板藍根に期待が持てそうです。
女性必見! ~お肌と漢方~
ひと言で皮膚疾患と言っても、湿疹や蕁麻疹、またニキビやしもやけなど様々なものがあります。近年は、食生活や生活環境の変化から、子供から大人まで治りにくい発疹などでお悩みの方が増えています。かゆみ止めの飲み薬や塗り薬などを使用する事もありますが、眠気などの副作用が出ることもあります。
漢方では、かゆみや乾燥肌などの原因別に処方を選択し、悩ましい皮膚症状をあらわれにくくするような薬もあります。
当薬局では、状態別に漢方薬をご紹介していますので、ご自分の皮膚のお悩みを気軽にご相談下さい。
知識NEWS ~漢方とは?~
【漢方医学の特徴】
漢方医学は、江戸時代までは日本の医療の中心でしたが、江戸の末期、オランダ医学(蘭方)が入ってきて、それに対する言葉として「漢方」といわれるようになりました。明治時代になって、すべての西洋化が推し進められ、医学においても、軍事医学として優れた西洋医学が導入され、西洋医学の試験に合格したものでないと、医師として認めないという法律ができ、それまで医療の中心を担っていた漢方医は閉め出され、漢方は衰退していきました。それでも、漢方の有用性を認める極一部の医師と、そして多くの薬剤師の先輩達が、漢方の灯を消すことなく守ってこられたことが、今日の隆盛につながっています。
 もともと、漢方医学のルーツは、今から二千年以上前に成立した、中国の古代医学で、多くの臨床経験から経験則を導き出し、理論体系を整えていった医学です。その理論体系の基本になるのが、陰陽論をはじめとする東洋哲学で、そのことが言葉の難解さ、なじみにくさにつながっていると思います。ですが、それだけ長く、廃れることなく続いているということは、いかに優れた医学であるかの証明であるともいえます。例えば、風邪薬として有名な葛根湯(かっこんとう)は、今から1800年くらい前の『傷寒論(しょうかんろん)』という書籍に登場し、そこに記載されている処方内容、使用目標などが、そのまま現在でも通用しています。西洋医学で長く使われている薬といえば、アスピリンがありますが、それでも百年くらいの使用経験であることを考えると、漢方薬が、どれほどの治療経験に裏打ちされたものであるか、分かっていただけると思います。
<漢方医学と西洋医学>
 次に、漢方医学の特徴を、分かり易くするために、西洋医学と対比してみたいと思います。
 多少異論のある方もいらっしゃると思いますが、おおざっぱに比較すると、上の表のようになると思います。「対証療法」という言葉は聞き慣れないと思いますが、簡単にいうと、「証」というのは、「証拠」というような意味です。例えば、ある患者さんの病態が、葛根湯を飲めばよくなる病態であれば、それを「葛根湯証」といいます。
 このように比較すると、二つの医学は対立するもののように感じられるかも知れませんが、実際の臨床では、それぞれの特長を生かし、補完する形で用いられるのが理想だと思います。例えば、通常の膀胱炎は、抗生物質を服用すれば速やかに症状は消失し、再発することもなく、漢方の出番はありません。ところが中には、抗生物質が服用できない人や、再発を繰り返す人がいらっしゃいます。こういう人には漢方の有効なことがよくあります。実際の症例を紹介してみますと、70代の女性、毎月膀胱炎を起こし、その度に抗生物質で改善していましたが、ある時抗生物質の副作用でカンジタになり、抗生物質が服用できなくなってしまいました。そこで、漢方で何とかならないかとご相談に来られました。詳しい状態は省略しますが、膀胱炎によく使う猪苓湯(ちょれいとう)と炎症を起こしやすい状態を改善する一貫堂竜胆瀉肝湯(いっかんどうりゅうたんしゃかんとう)を服用してもらいました。その結果、膀胱炎はすぐによくなりましたが、再発が怖いということで、その後1年間服用を続け、その間一度も膀胱炎を起こすことはありませんでした。現在では、少しおかしいと思うと服用するという形で、3~4ヶ月に一度、半月分の薬を買いに来られます。もう5年になりますが、一度も膀胱炎を起こしたことはありません。このように、西洋医学の治療が適用できない人で、漢方がうまくいく人もありますので、上手に使っていくことがいいと思います。
<同病異治と異病同治>
 漢方医学が、西洋医学と特に異なる特徴として、「同病異治(どうびょういち)」と「異病同治(いびょうどうち)」があります。「同病異治」というのは、同一の病気であっても、漢方的に異なった病態であれば、異なる治療法を用いるということです。例えば、同じ花粉症でも、透明な鼻水がたくさん出て、涙目であれば、冷えから起こっていると考えて、小青竜湯(しょうせいりゅうとう)のような温める薬を使い、黄色い粘りのある鼻水が少し出て、鼻づまり、目が充血してかゆみがあるようなものは、熱から起こっていると考えて、辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)のような冷やす薬を使います。このように、同じ病気であっても、全く正反対の薬を使うということがよくあります。次に「異病同治」というのは、異なる病気であっても、漢方的に同一の病態であれば、同じ治療法を用いるということです。例えば、葛根湯は風邪薬として有名ですが、実際には風邪以外に、鼻炎、蓄膿症、結膜炎、中耳炎、扁桃炎、乳腺炎、五十肩、蕁麻疹など、「葛根湯証」さえあれば、さまざまな疾患に用いることができます。頭を柔軟にして、発想を豊かにすると、思いもかけない治療効果を上げることがあります。